食べ物の好き嫌い

 前回のお弁当の話の続きから、食べ物の話。
 子供の頃、嫌いだった食べ物が、大人になってからおいしく食べられるようになるということは、
よくあることです。
 嫌いではないので 何気なく食べていたものでも、大人になってから 本当にそのおいしさが
解かるようになったものは、たくさんあります。
 風呂吹き大根、湯豆腐、たけのこ ぎんなん・・・少し苦味があったり、季節のものだったり、
味そのものに加えて、季節感を味わうものが、多いような気がします。

 逆に、何で子供の頃は、あんなものがおいしいと思っていたんだろ?と首をかしげるような
ものもありませんか?
 鶏肉の皮の部分、とんかつの脂身、ラムネ菓子、ゼリービーンズなど(私だけかもしれないけど)
その頃は、それなりに成長のため、体が欲していたものなのかもしれません。
   

          

 
 子供の頃は、味以外に、食感・舌触り・のどごしなどで、好き嫌いが分かれることがあります。
他には、におい。これは、大人になってからは香りと言えるようなものもあるけど。私の場合、
これらの他に、色という要素がありました。
 汚い色、黒っぽい色のものがダメでした。

 幼稚園入園の前後の頃だったと、思います。父方の親戚のうちへいきました。
そこで、おばさんが、コカコーラにアイスクイームを浮かばせた飲み物を勧めてくれました。

 初めてでした。真っ黒で、ぶくぶくと泡だって、ねずみ色の泡が浮いている・・・・
私の目には、クリームの融けた部分の泡が、アクのようにうつり、無気味極まりないもの、
魔女が煮立てた怪しげな液体としか 思えませんでした。ツンとした臭いもするし。
そばによるのも、気持ち悪く いくら「おいしいから、飲んでごらん」と言われても、うけつけず、
隣の部屋に逃げていってしまいました。今思えば、すごくかわいくないガキですよね。

 プリンアラモードなどにそえてある、干しあんず。しわしわで、てかてかして、真っ黒。
 チョコレート、これもだめ。チョコレートは、小学校5,6年ころまでほとんど食べませんでした。

               

 
 さて、今 大嫌いな食べ物のTopは、牛乳です。
これは、何故きらいになったか、はっきりしています。幼稚園までは好きでよく飲んでいましたから。

 小学校1年生の時、給食にミルクがついていました。牛乳ではなく。歳がばれますが。
しかも、でっかいポットにはいっているものを、アルマイトのおわんにつぎわけていました。
肝油が入ったミルクだったらしいです。臭いが強く、冬温められたミルクはさらに臭いました。
それに、温められたミルクは表面に湯葉状に薄皮がはり、嫌いになりました。

 2年生になってからは、ふつうのびんいりの牛乳にかわりましたが、臭いが忘れらませんでした。
それに、男の子たちが、牛乳を飲んでいる時に笑わせてふきだしたり、鼻から飲んだり、
といった悪ふざけをするので、汚らしく、また、それをふいた雑巾を 掃除の時使うとと
白い水がたれる、臭いがする・・・・・

 それ以来、牛乳、乳濁液状のものは、だめです。ドリンクタイプや、真っ白なヨーグルトも。
他の嫌いな食べ物は、どうしてかよくわかりません。
牛乳は、摂るほうがよいので、コーヒーにたっぷりいれて飲んでいます。色も、臭いも消えますから。