■:::::::::旧 大 和 田 銀 行 本 店:::::::::■

電線地中化をしてくれないかな。

 ■ 概要
 福井県敦賀市相生町にある敦賀市立博物館の紹介ページ。
 敦賀港のすぐ近く、大通りから少し外れた静かな場所にある、敦賀市立博物館(旧大和田銀行本店)は、1925年頃着工し、1927年(昭和2年)に清水組京都支店の手により竣工しました。東京帝大の永瀬狂三氏設計、鉄骨鉄筋コンクリート一部煉瓦構造で地下一階、地上三階の大きさ。1階には、大和田銀行、2階は、会議室や貴賓室、3階は、公会堂として地元住民に開放されていました。地下には、現在でも活躍している「都ホテル」が経営するレストラン、また屋上にはビアホールもあり、今の静けさとは全く違う風景が、かつて有ったんだなと思ったり。
 上の写真右下にある石像は、敦賀の発展に寄与した大和田荘七。

 他の左右対称で作られた銀行建築とは違い、東西南北見る角度で、印象が大きく変わるのが、この建物の特徴だと思います。上の写真だとどっしりと太い建築物に見えますが、そこにはエレベーターと階段が入っているので、反対側から見ると細長くスマートな印象を受けます。
 正面玄関が、通りに面している方、地下レストランへの入り口が、もう一方。やはり入り口は、豪華にしないといけないという考えから、二つの入り口の間には、円柱、角柱、小さな★の装飾などで飾られています。バランスは、非常に悪くなりますが、上品さが際立つので、うまいやり方だなと思っています。

 ■ 歴史・その他
 大和田銀行自体は、1892年(明治25年)に開業。低い金利での貸し付け、腰の低い接客、電話での受付など先進的な取り組みにより、当時敦賀にあった三井、国立銀行を撤退させるまでに至りました。その大和田銀行も1945年(昭和20年)、戦時中行われた企業統合により三和銀行と合併。しばらくして福井銀行港支店になるが、近くに移転し、この時に敦賀民俗資料館となります(昭和50年代)。1993年(平成5年)、正式に博物館として登録。
 展示内容は、季節ごとに変わります。常設は、水戸の天狗党に関する資料、明治以降の生活用具、戦前敦賀の町並み模型などがあります。

左、柱の付け根。右、こういう天井好き。変化があるね。

左、一階全景。右、階段。

左、美しい白い壁。右、電灯コレクションNO.1。こんなの初めて見た。

左、電灯コレクションNO.2。右、電灯コレクションNO.3。天王寺駅とほぼ同じもの。
素晴らしい電灯群。これは見るべきです。

左、資料庫として使われている昔の金庫。横にもうひとつ有ります。

外観写真以外、特別な許可を戴いて撮影しています。原則撮影禁止です。

謝辞:敦賀市立博物館様。普段見られない所まで見せていただいて、ありがとうございました。
:::::最終更新日2005年11月26日 トップページへ