■AGAT18/AGAT18K


AGAT18


◇解説
 Agatとは瑪瑙の意。レンズにはIndustarが搭載され、同シリーズ「-18K」は人気がある。
 ボディー素材はプラスティック。ハーフフォーマット、タバコサイズのベラルーシ製コンパクトカメラ。日本では考えられないような、ものすごい思い切りの良さで製作されている。と、いうのはピント目測、お天気マーク露出等子供がターゲットのような作りである。35mmフルサイズに換算すると40mmのIndustar104の性能であるが、巷で言われるほど優秀ではなく、周辺光量の低下等の症状が見られる。また、内面反射の対策も十分ではなく、植毛紙を貼るなどの対策が必要だ。

 AGAT18Kは、Agat18の後継バージョン。前モデル「Agat18」の製造期間が1984~89年、後継機種Agat18Kが1988より製造された。その後、約10年製造された。

◇18と18Kの相違点
・スプールの支持方法
・被写界深度指標の有無
・ファインダー分解清掃への考慮
・感度指標円盤の記載
・カラーバリエーション
・フィルター取り付けネジの有無
・シャッターレリーズ穴の有無
・塗装下地の良/不良
・遮光への対応の程度
・レンズキャップの材質
・ストラップの素材




◇製造年代による改良点
・ダブルカートリッジ(スプール無し)仕様(18Kの初期)
・被写界深度指標の切り欠き
・フィルター取り付けネジの有無
・黒塗りの有無
過渡的な違いは多少なりあるので柔軟に解釈して欲しい。

◇シャッター機構
 シャッター速度は速度調整機構はなく機構的には単速、ただしシャッター絞り兼用なので加速度曲線が山形なことも絡めて絞り開度と実EV値から算出した計算シャッター速度は1/65〜1/540と変化する。


Agat18
 製造年:1984-1989
 製造台数:-
 製造工場:Belomo
 付属レンズ:Industar104(28mm/f2.8)
 絞り:f2.8/4/5.6/8/11/16
 マウント:固定
 フィルムフォーマット:ハーフ
 シャッター:1/60 to 1/250
 シンクロ接点:有り
 セルフタイマー:なし
 露出計:なし
 距離計:なし(目測)
 巻き上げ機構:ノブ
 サイズ:-
Agat18K
 製造年:1988-
 製造台数:-
 製造工場:Belomo
 付属レンズ:Industar104(28mm/f2.8)
 絞り:f2.8/4/5.6/8/11/16
 マウント:固定
 フィルムフォーマット:ハーフ
 シャッター:1/60 to 1/250
 シンクロ接点:有り
 セルフタイマー:なし
 露出計:なし
 距離計:なし(目測)
 巻き上げ機構:ノブ
 サイズ:-