■Kiev35A/キエフ35A
















































kiev35A(Arsenal)
製造年:1985〜1980*1
レンズ:KIEV-KORSAR 2.8/35)
シャッター:4〜1/500
シンクロ接点:-
セルフタイマー:付属
露出計:付属(セレン単独式)


歴史
 1975年にドイツ・ミノックス社から発売されたMINOX ELのデッドコピー「Kiev35A」
それに対しKiev35Aは1984年フォトキナで発表され翌年発売された。セルフタイマーが装備された後継機種のKiev35AMは1991年発売。生産数が少なく、稀少である。他にもKiev35aとは別にVoigtlander VITO CというMinox35コピーも存在している。
サイズ
 MINOX ELは101mmX64mmX35mm、電池込みで200グラムを切るという超コンパクトサイズである。
EL開発当時はROLLEI35と35ミリ使用ボディーサイズを競っていた。
機構
 MINOX EL及びKiev35Aの構造は絞り優先機構を除けばシンプルなのだが(ピントは目測である)、
いかんせんボディーサイズに無理があるのか厳密な露出制御等が不可能である。
また、修理も困難を極めるようだ。
操作としてはMinox35シリーズ同様、2回巻き上げである。これはそれほど不便というわけでもない。
ピントは目測であるがこれも本家も同様。距離計を組み込んだらとんでもないことになるだろう。
電子制御式自動シャッターは25/50/100/200/400/800 ISO ΓOCT設定可能。
露出補正は底面にある感度設定ダイヤルでおこなう。

レンズ
 Kiev35Aのレンズ性能は本家に劣らない立体的でコントラストのある良い描写をしてくれる。
MINOX ELの搭載レンズはColor-Minotar 1:2.8 f=35mm、3群4枚のテッサータイプである。
ちなみにVoigtlanderVITO CのレンズはCOLOR SCOPAR 2.8/38mm。
本機Kiev35Aの搭載レンズはKIEV-KORSAR 2.8/35である。本家の3群4枚のテッサータイプをもコピーしている可能性が高い。
問題
 このカメラの問題として良くあるのが
・コマ間がバラバラ。
・露出が安定しない。
・電池の接触不良。
・漏光問題 である。
コマ間がバラバラなのは製造精度が悪い故なのでなんとも。
もし、ひどい個体に出会った場合は、買った店で返品交換してもらうのが良いだろう。
次に、露出が安定しないというのは自分の個体の特徴をつかんで感度設定で調節するか、
受光部分をどうにかすると良い。
電池の接触不良はエタノールで拭くか、マイナスドライバーで接点を軽く削ると通電する。
これも直らなかったら返品交換してもらうしかないだろう。
そして漏光だが、これは市販の反射防止シート等の対策用品を適当に貼ると良い。