КИЕВ-60TTL/KIEV-60TTL




 ペンタコン6に範をとったデザインだが、機構は全く違うものに仕上がっている。レンズのマウント形状は多くのカメラで採用されたスピゴットマウントであるため、様々なレンズを装着することが可能である。
 kiev60TTLの前身kiev6Cではレリーズボタンがボディの右側に付いていたが、60になるにあたって一般的な左側に移行した。私たちは右手でシャッターを押す癖がついているので使いやすくはなったのだが、移行するにあたって直にレリーズするのではなく、金具を介してレリーズすることになるので、タイムラグが発生しフィーリングが犠牲になった。
 また、ミラーはクイックリターンではないため、シャッターを巻き上げないとミラーは上がらず、暗転したままである。
 また、付属のストラップははずれやすいと言われるが、そうでもないと思う。
 比較的多くみられる不具合としてあげられるのは「コマ間の不揃い」「巻き上げの不具合」「シャッター幕の不具合」「カウンター不動」「シャッタースピード(特に1/250と1/1000)の不具合」「TTL露出計の不具合」である。ソビエト混乱期に生産された機種だからか、基本的に完璧な状態で入荷してくることはまず無い。

Kiev60TTL
製造工場:Arsenal
製造年:1984〜現在生産中('04現在)
標準レンズ:VOLNA-3/80mmf2.8、ARSAT-C/80mmf2.8
マウント:スピゴットマウント(kiev60/Pentacon6マウント)

サイズ:154.0mm×170.0mm×130.0mm×1900g
シャッター:B,1/2〜1/1000

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Kiev60TTL詳細画像




















TTL露出計使用方法



1:TTLファインダー露出計左側にあるで示されたスイッチを左側にする(中にするとOFFで、右にするとバッテリーチェック)。
2:右側のツマミの真ん中でフィルム感度を設定する(GOST表記ですが、だいたいISOと同じ値で良いでしょう)。
3:レンズの絞りを決定し、露出計にもその値を移します。
4:左手でレンズ基部のレバーを下げながら、ファインダーをのぞくと、ファインダーの上部に下の図のような(若干異なりますが)赤い丸が見えます。

左の丸だけがでた場合は露出アンダー、右の丸だけがでた場合は露出オーバー。2つ同時に見えるように右手でツマミの外側(つまりシャッタースピード設定)を動かします。
5:2つの丸が同時に見えたその値が適正露出を得るためのシャッタースピードとなります(レンズ基部のレバーを必ず下げながら操作すること)。