TurletViewFinder
旧ソ連製ターレットファインダー

 28、35、50、85、135mmの視野を持ち、オリオン〜Jupiter11までの視野が得られる。。
 このターレットファインダーもツァイスのターレットファインダーのコピー。作りはしっかりとしており、見え具合も良好だ。ファインダーの中心には十字の線が入っており、人によっては邪魔に思うかもしれないが、建物なんかを撮るときには重宝する。
 前期型はツァイスの完全なるコピーで視野枠の外が黒く塗りつぶされている。視野枠の外側が何重にも線でマスクされている(外側も見える)のが後期型。ツァイスにも線でマスクされているタイプがあるかどうかは知りません。
 また、輸出用は文字がキリル文字では無いローマ字表記になっているので簡単に見分けられる。品質に差があるかどうかなんてのは不明だ。ちまたでよく見たり聞いたりする「国内用=低品質」っというのはおかしいと思う。パララックス補正はクリックのあるところから、ちょいとリングを移動させるとパララックスの指標があるのでここに合わせるという簡単なもの。
 文字のある面に5角形のマークが付いているものがある。
このマークは「ソビエト社会主義共和国連邦品質保証(CCCPマーク)」の表示で品質が良いとされるが、付いていない物はダメかというとそういうわけでもない。
 専用の形状を持つベークライト製ケースがある。外側から見ると通常のレンズケースのようだが、蓋を開けると、シューの形状になっていて固定が可能である。個体にもよるかもしれないが、安っぽいガタツキ感は無い。
 市場価格は1万〜1万5千円である(国内・'03.3現在)が、購入の際は出来れば後期型で、綺麗な物(外観・内部共に)を選ぶと良い。
後期型は先ほどのとおり、視野枠の外側が見られる。リングの回転が怪しかったり外観の汚いものは落とした可能性もあり、雑に扱われた場合やはり光学製品なので何らかの影響がある。内部の見え具合は曇っていたり、像がきちんと見えていなかったり、ゴミがあるのはもちろん避けるべきだ。
 正面から見て左に膨らんでいるのがキエフ・コンタックス用でこちらは通常のモデルよりも流通量が少なく、多少高値で取引されている。もし、キエフ・コンタックス用をゾルキーに取り付けようもんならシャッターダイヤルの上に被さるように取り付けられる為、シャッタースピードの設定操作が不可能になる。
 今まで私はライツの逆像ビドムを使用してきたが、望遠倍率がかからず、視野が限定されていくだけの方式で望遠撮影時に視野がもの凄く小さくなってしまった。このターレットファインダーは望遠倍率がかかり、視野も確保されるため、とても見やすい。ただ、ファインダー本体が大型になり不格好になるのだが。


■35mmViewFinder



 ソ連軍用工学製品の製造工場「ROMZ(ロストフ光学機械工場)」製造の35ミリビューファインダー。
 プラスティック製で構造的に複雑なものでは無いのだが、、見え方は申し分なく、Jupiter12でのスナップ撮影には必要不可欠である。接眼部のネジをはずすことで掃除も可能。
 生産初期は金属部品が前面部に使用され、ていたが次第にプラスティックに移行してゆき、最後期型では全てがプラスティック製になったようだ。画像は比較的よくみられる後期型。

 KMZ製とROMZ製があり、「ROMZ製は軍事工場で作られているから品質が良い」と書いてあるのをどこかで読んだが、ROMZ製は製造時期が比較的新しいものであるから美品が多いのではないだろうか。製品レベルがそんなに変わるとは考えにくい。・・・しかし真実はわからない。

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